カードローンの返済方式と返済方法

カードローンの返済の説明には「返済方式」と「返済方法」という言葉がよく出てきます。利用者の中には2つの言葉を混同して使う人もいますが、返済方式というのは、借入金に対する返済額を提示するものであり、返済方法というのは返済金を支払うための手段のことです。

 

カードローンの返済方式には色々ありますが、現在ではほとんどが「元利定額方式」になっています。この方式は元金の返済分と利息を加えた額を毎月同じ額にして支払うものです。

 

支払額は常に一定ですが、中に含まれる元金返済分と利息額の割合が変動し、回を重ねるごとに利息額が減って元金返済分の割合が高くなります。

 

変わって、毎月同額の元金に当月分の利息額を加えて支払っていくのが「元金定額方式」です。最初の内は利息額が大きいために支払額が高く、返済を続けるごとに元金が減る分利息額も減るため支払額が少なくなっていきます。

 

現在、カードローンに元金定額方式を採用しているのは、一部のクレジット会社だけです。

カードローンの多くは残高スライドリボルビング払いになっています

なお、元利定額方式にも2種類があり、契約時に決められた返済額を常に支払っていくタイプと、借入残高が一定額以上増減すると、比例して返済額がスライドする「残高スライド方式」があります。

 

カードローンは利用限度額の範囲内なら追加の借入が自由であり、追加借入をしても返済額が上乗せされない「リボルビング払い」になっています。それが、元利定額方式の弱点を浮き彫りにしました。

 

例えば、18%の金利で10万円の借入をした場合、毎月の返済額が5千円でも2年(24回)で完済できますが、借入額が20万円になると5千円を支払っているだけでは完済までに5年以上(62回)も掛かり、返済総額は30万円以上に膨張します。

 

つまり、毎月の返済額の内、利息として差し引かれる分が多くなるため、元金が一向に減らないからです。

 

その欠点を補うのが現在の主流になっている残高スライド方式です。この方式では借入額が増えた時点で返済額も増額されるため、返済回数や返済総額の増加を防げるようになっています

 

ただ逆に、借入残高が減った時に返済額も減るため、結果的に返済期間の長くなるデメリットがあることから、元利定額方式を残しているカードローンもあります。レイクやオリックス・VIPローンカードなどは、定額方式と残高スライド方式のどちらかを選択できるようになっています。

ATMからの返済なら提携ATM手数料無料のカードローンを選ぶこと!

一方、返済方法には銀行口座からの引き落とし、ATMからの入金、インターネット振込(ペイジー)、銀行振込、窓口への持参などがあります。

 

なお、返済方法で注意の必要なのが手数料です。口座引き落としや「ペイジー」は無料ですが、ATMからの入金は手数料の掛かるカードローンと無料のカードローンがあります。

 

例えば、コンビニATMから月初めに2万円を出金して月末に入金すると2回分の手数料として432円が掛かります。仮に、2万円の金利が18%だった場合は1ケ月分の利息は295円です。つまり、ATM手数料の方が利息よりも高くつくということです。ATM手数料が無料のカードローンを利用した方が賢明です。

 

カードローンで提携ATM手数料が有名なのはオリックス銀行カードローンと新生銀行カードローン レイクがあります。手数料無料のATM台数が多いのはオリックス銀行ですが、レイクはテレビCM等でATM手数料無料を全面的にPRしていることで、認知度は高くなっています。

 

どちらがおすすめなのかと言えば、オリックス銀行カードローンになります。オリックス銀行おまとめローンや借り換えローンなどはネット上でも人気が高く、高い限度額にも関わらず収入証明書不要とATM手数料のコンビは最強との呼び声も高いのです。

 

新生銀行カードローン レイクはコンビニのセブン銀行・ローソン・Enetの提携ATMが無料になっていますが、新生銀行以外の金融機関のATMは無料となっていません。

 

その点、オリックス銀行では三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、ゆうちょ銀行、イオン銀行、西日本シティ銀行のATMまでも終日0円なので、手数料だけで比べるならばオリックス銀行の方が良いでしょう。

ネットバンキングでのインターネット返済は便利?

借入先が指定する銀行口座などを持っている場合は、カードローンではインターネット返済の利便性が高く、おすすめです。

 

また、カードローン契約先が指定している銀行口座があるなら、口座引き落とし(口座振替)で約定日に自動で返済が出来るので、ATMに行く手間も時間も省けます。

 

ネットバンキングシステムを利用したインターネット返済の便利なところも、その部分と大きくかかわってきます。

 

インターネット返済を可能としている金融機関では、カードローンの繰り上げ返済や上乗せ返済が、ネットから自身の都合の良いタイミングで簡単に可能です。

 

加えて、ATM返済や銀行振り込み返済では手数料がかかりますが、インターネット返済も場合は基本的に返済手数料がかかりません。

 

ちなみに、ネットバンキング利用での借り入れに関しても手数料がかかることがありません。

 

デメリットを上げるなら、金融機関が指定する銀行口座を持っていない場合は、インターネット返済を利用するために銀行口座の開設が必要となる事です。

 

特にカードローン契約を急いでいて、契約締結が即日中に出来ても銀行口座開設が融資より遅いという事は多々ありますから、そのあたりはカードローン申し込みの際に注意が必要です。