事業実施団体
特定非営利活動法人 グラウンドワーク三島
ねらい

わが国の「社会的企業」が、人材や資金、マネジメント力の不足などの問題を抱えている一方で、市民社会の成熟した英国においては、多様な社会的企業が活動し、地域社会を多元的・持続的に支える画期的な仕組みが実現されています。特に、1980 年代初頭のサッチャー首相の時代、英国で導入された「グラウンドワーク(GW)」は、新たな地域協働の仕組みを実現するための国家的な政策であり、地域の多様な主体の連携による地域環境の改善活動をとおして、地域住民一人ひとりの主体性と能力が発揮できる持続可能な地域社会を構築することを目的としています。
日本において、全国に先駆けてGWを取り入れた三島市においては、これまでに多様な「環境まちづくりプロジェクト」を実践するとともに、「人材育成プログラム」を展開し、創造的な現場モデルを蓄積してきました。本事業を通し、GW 三島の現場モデルを『全国モデル』として普及・発展させます。また、GW 三島と地域拠点が組織をあげて、新規に抜本的な、そして相互的な体制整備を図ることにより、地域協働の仕組みを加速度的に全国各地に普及・定着させることも目指します。
実施内容
本事業では、次の2つを実施します。
(1)グラウンドワーク・インターンシップ事業
NPO・社会的企業人材育成を目的とした「グラウンドワーク・インターンシップ」
を、全国2,400名を対象として行います。多様な活動実践地を研修教材として活用
し、活動現場での具体的な活動体験プログラム、活動現場の抱える地域課題発見・
解決ワークショップの開催など、フィールドワークやケーススタディを徹底的に重
視した研修プログラムとなっています。対象者は、現在NPOやボランティア団体の
職員などでより高度なマネジメント能力を身につけたいと思っている方、NPOや地
域ビジネスの立ち上げを目指している方、自分のやりたいことを現場体験を通して探したい大学生などです。
(2)グラウンドワーク・インキュベーション事業
NPOや社会的企業の起業を目指すビジネスプランを募集し、外部有識者からなる地
域協働ビジネス選定・評価委員会による審査を行い、合計100名の起業支援対象者
を選定します(ビジネスプラン・コンペティション)。起業支援対象者は、専門家
のアドバイスを受けながら、グラウンドワーク・インキュベーションに係る事業計
画書を策定した上で、随意契約を締結します。グラウンドワーク三島は、随意契約
に基づき、ビジネスプランの実施に係る指導・モニタリングを行い、地域における
NPOや社会的企業の創業と雇用の創出を支援します。
対象とする分野
街づくり/農山村振興等の分野における ①起業支援 ②人材育成
事業実施者
特定非営利活動法人 グラウンドワーク三島